君が君でいることがとても美しい

私が大好きな“勇者になりたい鍛冶屋さん”のはなし

2021年5月7日

ジャニーズWebのINBOXに現れた私たちの大切な鍛冶屋さん。

彼はいつもそう。じわじわっと、心に染み渡る優しい言葉をくれる。夢を持って、熱を持って、愛を持って、友情と信念を持って、いつも言葉をかけてくれる。

 

何気ない言葉でも刺さるもんだし、ブログの更新が少ない(そんなところも好き)彼だからこそ、更新された一言でもブログ書きたくなるくらい興奮して嬉しくて活力になっています。

そんな中でも、どうしてもどうしても後世に残しておきたかったのが「鍛冶屋さん」の話。

 

残念ながらそのときはバタバタで、見た時の衝撃くらいしか覚えていないし、メールも残っていない(はず)なので記憶とTwitterくらいしか情報源がないのですが、これは後世に残すべき重岡くんの言葉です。忘れちゃいけない。素敵な言葉。

 

 

重岡くんは自分のことを“王子様じゃなくて鍛冶屋になりたい。でも本音は勇者になりたい”と言った。

そして、“自分の作った盾で、剣で、みんなが戦って、勝ってくれたら(自分も)本当のヒーローになれる。”とも、

 

 

鍛冶屋さんは、アイドルに似てるなぁと思った。

アイドルとは誰かの気持ちを動かしたり、誰かのために活動を続けていくものなんだと思う。

言葉一つで誰かの背中を押したり、人生の手助けをしてくれる。

鍛冶屋さんは、自分の作ったもので勇者がモンスターに立ち向かうことができる。素手で戦ったっていいところを鍛冶屋さんのつくった剣や盾をつかってより丈夫に、万全に、戦うことができる。

勇者は自分の人生を生きる私たちであり、鍛冶屋さんがアイドルであるならば、私たちはアイドルから与えられたさまざまな感情を日常の難しかったり、辛かったり、悲しかったり、言葉にするほどでもないけど、なんでもないけど気が落ちてしまったり、やる気が起きなかったり、ちょっとのことも頑張れないような気持ちになってしまったり、自分を見失ってしまったりしたときに、ちょっとした魔法のような気持ちで取り出してみる。

 

どうしようも乗り越えられないような時、私には武器がある。アイドルという名の鍛冶屋さんからもらった、大切で最強で最高の武器を持って日常を生きる。

鍛冶屋さんが作った、彼らの技術を持って、自信を持って提供された武器を私は受け取って、毎日を生きる。私から見れば、それはヒーローのようで。

だって、こんなに素晴らしい武器を作ってくれるんだもの

擦り切れて、使えなくなって、ボロボロになって戻ったらきっと

また新しい武器を持たせてくれる。

 

 

アイドルとファンの関係性は確かに鍛冶屋さんと勇者かもしれない。

ただ、鍛冶屋さんだって勇者でいていいはず。彼は彼の人生の勇者で、他の誰のものでもない。

アイドルとファンの関係性だと少し変わってくるかもしれない。

両者の間には見えにくいたくさんの複雑なルールがある。

ただ、求めてもいいラインは鍛冶屋さんと勇者の関係がベストなのではないかと思う。勇者の目的は自分の人生を生きることで、鍛冶屋さんばかりを覗いていたってそれは勇者といえないでしょう?すごく突き放して聞こえるかもしれないけど、“好きでいるから頑張れる”“好きでいられて自分が楽しい”ことが、一番必要なことなんじゃないかなぁと、思ったので。

 

だから(例えば)重岡くんが勇者になる重岡くんの人生のなかなら鍛冶屋さんは重岡くんの好きなアーティストさんや格闘技なんだと思うし、鍛冶屋さんになりたいのは自分もたくさん武器をもらっているからなんじゃないかなぁと、すこし考えてみた。

憧れの、かっこいい、誰かに活力を与えられる人(=鍛冶屋さん)になりたいと思っていたなら、それはとうの昔に叶ってる。だって、たくさんの人が重岡くんからもらった力で頑張れてることは紛れもない事実だから。ちょっとした一言でも、頑張れる人がこの世にはいます。

 

 

まぁ、真実は重岡くんしかわからないとしたって

アイドルとして生きてくれてありがとう。私にとって重岡くんはかっこいい武器をつくってくれる鍛冶屋さんであり、憧れの勇者であり、ピンチを救ってくれるヒーローであり、何よりもかっこいい王子様です。

 

 

 

PS

この間のブワァー、タイムマシンのお話もまた宝箱に入れたい大切な一ピースとなりました...

曲からも、LIVEレポからも、雑誌やブログからも、たくさんの場所で重岡くんの声が聞けて嬉しいです。

ドームではどんな声を聞かせてくれるのかな...今から楽しみです。